紫外線の防止法
紫外線を防ぐには、日焼け止めクリーム、日傘や長袖の服、そして帽子と
サングラス、この5つが欠かせません。紫外線対策で日焼け止めクリームを使う際には、肌が外に出ている部分にむらなく塗ることです。1度塗ったらそれでいいのではなく、数時間(2〜3時間)ごとに塗りなおすのが大切です。
長袖の服は夏だからこそ黒い服を着てください。白い服は実は紫外線を通しやすいという特徴があります。ですので夏でもなるべく黒系の服を着ることが紫外線対策としては有効なんです。
日傘も大きいもの選びましょう。また衣類や繊維に紫外線防止加工がなされているものもたくさん出ています。これも有効な紫外線防止対策になります。
帽子をかぶると約20%、サングラスは約9%もの紫外線をカットすることができます。
雨天や曇りの日の紫外線対策
紫外線は、とにかく肌に良くない影響を及ぼします。大気圏のオゾン層を通過して地表に届く紫外線は、2種類あり、そのうちのひとつは、皮膚表面を通過してさらに奥深く真皮にまで到達して色素沈着を引き起こすのですが、これが肌を黒くさせる原因です。
さらにこれを慢性的に浴びていると、シワやたるみの原因になります。
また、肌に炎症を引き起こスタイプもあり、これはサンバーンと呼ばれ、シミやソバカスの原因となります。
肌の健康と美しさを保つためには、年間を通しとにかく紫外線を少しでも浴びないよう、気をつけることと対策を考えることが大切です。
暑くなる8月頃になってから日焼けや止めクリームを塗る人がいますがこれでは手遅れです。紫外線は3月ごろから次第に増え始め、6月から7月にピークをむかえるので注意しましょう。気温のピークとピークはズレているということを知っておいてください。
また、紫外線は、雨天でも曇りでも、量の違いはありますが降り注いでいることに間違いありません。曇っているからと油断しないようにしましょう。
湿疹対策
赤ちゃんの湿疹と日焼け止め
特に赤ちゃんは、皮脂の分泌が盛んなので、湿疹や発疹ができがちです。治療のために薬を塗っている赤ちゃんもいるでしょう。湿疹や発疹は、強い直射日光にあたると症状が悪化するので、ちゃんと日焼け止めを塗ってあげてくださいね。
赤ちゃんはもちろんのことですが、幼いお子様の場合は、紫外線対策を特に考える必要があります。
赤ちゃんや幼児の皮膚はとても薄いので、紫外線が皮膚の奥まで影響してしまうからです。
外出の際には帽子をかぶせ、肌が出ない服を着せてあげましょう。なにより、紫外線が1日のなか特に多くなる午前10時〜午後2時ぐらいまでは、なるべく外出を避けましょう。どうしても外出しなくてはいけないときは、日焼け止め(サンスクリーン)を塗ってあげてください。大人用のものではなく、赤ちゃん用のものにしましょう。湿疹などガある場合は、その薬を塗ったうえから日焼け止めを塗るようにします。
ちなみに皮膚がんが全国民のがんの半数を占めるオーストラリアなどでは、早くから対策に国が乗り出しています。子どもの施設や保育園などでは、紫外線対策を法的に義務づけています。日本国内でも皮膚がんが増加傾向にある事実を考慮し、幼いときから対策を考え習慣化するよう指導していくことが重要です。
アトピー性皮膚炎と紫外線対策
アトピー性皮膚炎のなかには、日の光にあたって日焼けをすると、症状がかえってよくなったという方がいらっしゃいます。昔から、紫外線には皮膚炎を抑える作用があることが知られています。
とはいっても、すべての人に有効に作用するとは限りません。アトピー性皮膚炎の人は、肌が敏感な状態になっています。普通に考えても皮膚炎を起こしやすい状態な上、わずかな刺激でも炎症が悪化しがちです。紫外線が刺激となることも日焼け止めが刺激となることも考えられるのです。ですので、紫外線を浴びるようなときには、専門の皮膚科医師によく相談してください。